2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
短編偏愛モード、フェイズ・ワンも終盤か。短編を、数読むとなれば図書館利用が手っ取り早い。だが、図書館で借りた本は購入したそれとはまったく別物として扱わなければいけない。本を『手に取る』とその本を『読む』の間に、『積む』の介在が必要不可欠な…
短編偏愛モード、絶賛継続中。なんでこんなに続くのか。この世は読むべき短編で溢れているからにほかならない。 『居心地の悪い部屋』に続き、岸本佐知子さん編訳の短編集2冊目。いつもならブログのために数編、特に印象に残ったものを選ぶのだが、今回はと…
短編偏愛モード絶賛継続中、やめられないとまらない。「カバ本」の近くにあったので、ちょっと斜め読みして軽い気持ちで借りてきたのがこのアンソロジー。ど真ん中をズギュンと射抜く、大当たりのすごい1冊だった。 異なる年代、異なる環境にある女性たちの…
短編偏愛モード絶賛継続中。もっと短編作家を、もっと短編作品を知りたい読みたいと思っても、狭めるのは得意でも広げるときがとても困る偏愛体質。いったいどこから手をつければいいのやら… そんなときはアンソロジーに頼る。アンソロジーは「誰かが選んで…
『幻のカバ本』こと『そしてカバたちはタンクで茹で死に』を読んだ。ウィリアム・バロウズとジャック・ケルアックの共作で、それぞれが順番に一章ずつ。1944年に起きたルシアン・カーによるデイビッド・カマラー殺害事件、いわゆるカー・カマラー事件が起き…