どこか遠くに運んでくれる物語がだいすきだった。ここではない、どこか遠くに。本を開きページをめくれば、わたしは物語の中へ吸い込まれていく。ここで聞こえる音も見える景色も消えて、どこか遠くに運ばれるのだ。もう戻ってこれないくらい、ここから遠け…
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