2018-01-01から1年間の記事一覧
2018年上半期もそろそろって時に、まだ去年の話してますわ。期せずして、ディストピア月間になった11月。 『末法展』図録 細見美術館 ディストピア偏愛(ゾンビアポカリプス除く)。終末とか末法に目がない。ネットストア販売前に勇み足踏んで、美術館ショッ…
葉桜の頃。暮らしのあたらしいリズム。起きて動いて寝て、また起きる。明日繰り返す今日。シンプルで難しいこと。 岸本佐知子さんの編訳偏愛。アンソロジーは「そう!これが読みたかった!」な短編ばかり。訳も編も、読むたびに岸本さんの引き出しの多さに驚…
スティーヴン・ミルハウザーは、難しい!岸本佐知子さん訳『エドウィン・マルハウス』を読んでいる最中、何度も感じた。原文も訳文も、どちらかと言えばシンプルな文体。映像的で美しく、独特のリズムがある。だけど難しいんだよ、ミルハウザー。難しさは、…
どんどんいくよぉ!今3月だからさ。まだまだ!…って書いたままになってて、そして4月… しっかりしろ!!読書メモと一緒に、当時のことを色々思い出した。 『ハワーズ・エンド』 E.M.フォースター 「英国風俗小説」というカテゴリーがあるそうだ。『ハワーズ…
「ブログ記事をひとつ追加した」という小さな達成感を得るために書き始めた読了メモ。去年9月分から滞っているとは、どういうことだ。 『いずれは死ぬ身』 柴田元幸編訳 「淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の…
継続を迷っていた、この読書感想ブログ。素人の書評と受け止められると、意図してた方向性と違うんだな… 悩む。その間も読書というインプットは続いて、読むたびにああでもないこうでもないと色々こね回す。でもね、そこに「書く」つまり形にするプロセスが…