ブクゑメモ

本読む苔の読書メモ。好きにやっちゃいましょうよ、好きに。

そんなきもち

たまに自分で自分のブログを読んで、振り返る。基本的に「そのときに読んで感じたこと」を書いているので、後日読むと「あちゃー」ってところがたくさんある。まあ、恥ずかしい。ただ、「そこんとこ見直して今後に応用できればいいよねー」くらいに留めておいて、あまり執着しないようにしている。

ここに書いてあるのはどれも、読書の感想で、わたしがなにかをジャッジしようとするものではない。たとえばフランシス・ハーディング『嘘の木』を読んで、「人生は闘いなのよ!女も闘っているのよ!」というのが、わたしが人生に対して下したジャッジメントかというと、そんなこともない。いや、そう感じたことがあるから、読んだものに誘われてそのことを思い出したりする。かと言ってそれがわたしの持つ、人生に対しての揺るがない考えかというと、そうでもない。

本を読んで色々思い出したり考えたり、思考や記憶が小さいながらも点を打つ。それがどうやって繋がっていくのかは自分でも予想できないんだけど、生きているうちにたくさん本を読んで、たくさん点を打てたら楽しいだろうな。そんなきもち。